北欧フィンランド発祥のフードデリバリーサービスである「ウォルト(Wolt)」が2020年3月に日本に初上陸しました。
この記事では、気になるウォルトの配達パートナーの実態をUber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーと比較しながら紹介していきたいと思います。
「配達パートナーデビューしてみたい!」という方は、二社の違いを理解してより自分に合った方を選択すると良いでしょう。
【配達パートナー】Uber Eats(ウーバーイーツ)とWolt(ウォルト)を比較
Uber Eats(ウーバーイーツ) | ウォルト(Wolt) | |
---|---|---|
配達エリア | 47都道府県 | 24都道府県 |
配達件数 | ◎ | △ |
インセンティブ | ◎ | 〇 |
時給保証制度 | × | 〇 |
営業時間 | 7:00~25:00(一部の地域24時間) | 9:00~24:00(地域によって異なる) |
報酬日 | 週払い | 月2回 |
専用バッグ | 他社のバッグOK | Wolt専用バッグが必要 |
掛け持ちにしやすさ | 掛け持ちできる | 掛け持ちしにくい |
ウォルトに比べるとUber Eats(ウーバーイーツ)の方が世間に浸透しているため配達リクエストが多い・配達エリアが広い・営業時間が長い・他社のフードデリバリーサービスとの掛け持ちがしやすいなどの点から、今のところはウォルトよりもUber Eats(ウーバーイーツ)で配達パートナーをする方が多く報酬を稼ぐことができると言えるでしょう。
しかし、ウォルトも今後はエリア拡大が見込まれますので、そうなってくればUber Eats(ウーバーイーツ)に肩を並べる存在になるかもしれません。
【配達パートナー】Uber Eats(ウーバーイーツ)とWolt(ウォルト)の配達エリアの違い
Uber Eats(ウーバーイーツ) | ウォルト(Wolt) |
---|---|
47都道府県 | 24都道府県 |
日本に初上陸してからまだ日が浅いため、Uber Eats(ウーバーイーツ)に比べると配達エリアが限定されていることがウォルトがUber Eats(ウーバーイーツ)よりも稼ぐことのできない理由の一つです。
Uber Eats(ウーバーイーツ)は47都道府県が配達エリアに指定されていますが、ウォルトはまだ24都道府県。住んでいる地域によっては、ウォルトの配達パートナーがやりたくてもそもそも配達エリアが近くにないという方も多いことでしょう。
ただし、ウォルトは二年間で100都市の進出を目指しているとのことなので、今後はエリアが拡大してく可能性は高いです。
【配達パートナー】Uber Eats(ウーバーイーツ)とWolt(ウォルト)の配達件数の違い
Uber Eats(ウーバーイーツ) | ウォルト(Wolt) |
---|---|
◎ | △ |
これもまた先ほどの配達エリアの狭さと同じ理由になるのですが、まだ日本に上陸して日が浅いため、「ウォルト」というフードデリバリーサービスを知らない方も多いかと思います。
そのためUber Eats(ウーバーイーツ)に比べると圧倒的に配達件数が少なく、いざ稼働しようとしてもなかなか依頼が舞い込まないことも多いのが現状です。
この辺りも、今後エリアが拡大し、「ウォルト」というフードデリバリーサービスがもっと世に浸透すれば変わってくるのかもしれませんね。
【配達パートナー】Uber Eats(ウーバーイーツ)とWolt(ウォルト)のインセンティブの違い
Uber Eats(ウーバーイーツ) | ウォルト(Wolt) |
---|---|
◎ | 〇 |
ウォルトの基本料金は400円(曜日や時間帯によっては500円になることもあり、東京エリアは基本料金は450円)ですが、それに加えてお店から配達場所への距離が100mを増すごとに10円が報酬に加算されます。
さらにウィークリーボーナスというものがあり、1週間のうちで決められた配達回数に達することで追加で報酬がもらえる制度があります。
Uber Eats(ウーバーイーツ)に比べるとこういった追加報酬(インセンティブ)は少ないですが、ウォルトにもこういった加算ポイントがいくつかあるのでそちらを駆使して稼いでいきましょう。
【配達パートナー】Uber Eats(ウーバーイーツ)とWolt(ウォルト)の時給保証制度の違い
Uber Eats(ウーバーイーツ) | ウォルト(Wolt) |
---|---|
× | 〇 |
ウォルトには、Uber Eats(ウーバーイーツ)にはない「時給保証制度」というものがあります。これは、あらかじめ自分の稼働時間を予約しておけば、その間にたとえ配達リクエストがなくても最低限の報酬は保証されるというものです。
例えば3時間予約した場合は、その間に一件も配達リクエストがなかったとしても、最低保証額である1000円×3時間の報酬は保証されます。
「決められた時間の中で案定した金額を確実に稼ぎたい!」と言う方にはありがたい制度ですよね。
【配達パートナー】Uber Eats(ウーバーイーツ)とWolt(ウォルト)の営業時間の違い
Uber Eats(ウーバーイーツ) | ウォルト(Wolt) |
---|---|
7:00~25:00(一部の地域24時間) | 9:00~24:00(地域によって異なる) |
ウォルトの営業時間はUber Eats(ウーバーイーツ)とは違い、エリアと曜日ごとに営業時間が異なります。
基本は9:00~24:00とされていますが、地域によっては10:00からのところや日曜~木曜日は9:00~23:00の地域もありますので、自分が配達するエリアの営業時間をきちんと確認することが大切です。
【配達パートナー】Uber Eats(ウーバーイーツ)とWolt(ウォルト)の報酬日の違い
Uber Eats(ウーバーイーツ) | ウォルト(Wolt) |
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週払い | 月2回 |
Uber Eats(ウーバーイーツ)は週払いですが、ウォルトは毎月10日と25日の月2回が報酬の支払い日になります。
毎月1~15日に稼働した分の報酬はその月の25日に支払われ、16~31日に稼働した分の報酬は次月の10日に支払われます。
そのため、「稼いだ分をすぐに欲しい!!」という方にはUber Eats(ウーバーイーツ)の報酬支払い方法の方が合っていると言えるでしょう。
【配達パートナー】Uber Eats(ウーバーイーツ)とWolt(ウォルト)の専用バッグの違い
Uber Eats(ウーバーイーツ) | ウォルト(Wolt) |
---|---|
他社のバッグOK | Wolt専用バッグが必要 |
Uber Eats(ウーバーイーツ)と言うと、あの緑のロゴがついた四角い黒いバッグを連想する方が多いかと思いますが、実はUber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーはバッグに規定はありません。
自分さえ使いやすければどんなバッグを使っても問題ないです。しかしウォルトの配達パートナーはウォルト専用バッグが必須。
そのためウォルトに登録したらまずはパートナーセンターで配達バッグを受け取りましょう。専用バッグには背番号が記載されているため、バッグの転売をするといったことはできなくなっています。
背番号が記載されることで一部の違反者が取り締まりやすくなるといったメリットもありますので、今後は他社のフードデリバリーサービスでもこういった制度が適用されていくかもしれませんね。
【配達パートナー】Uber Eats(ウーバーイーツ)とWolt(ウォルト)の掛け持ちは?
Uber Eats(ウーバーイーツ) | ウォルト(Wolt) |
---|---|
掛け持ちできる | 掛け持ちしにくい |
まだあまり世間に浸透していないため配達リクエストがUber Eats(ウーバーイーツ)に比べて鳴りにくいウォルト。そのため稼ぐためには先ほど申し上げた「時給保証制度」を活用するのがベターと言えるでしょう。
しかしこの制度を使用している間は他社のフードデリバリーサービスを稼働することはできません。もしも他社で配達中にウォルトから配達リクエストが来た場合はそちらを優先しなければいけないからです。
以上の点から、Uber Eats(ウーバーイーツ)に比べるとウォルトは掛け持ちが難しいと言えます。
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