コロナウイルスの影響により、2020年から働き方や生活様式がガラッと変化しました。
家にいても様々なお店の料理を食べられるフードデリバリーサービスは、瞬く間に利用者を急増させました。
それに伴い、フードデリバリーの配達員の需要も急増しています。
数あるフードデリバリーサービスの中でも稼げると言われている『出前館』。『出前館』の配達バイトに興味を持っている人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では『出前館』配達バイトに関して
- 給料の仕組みはどうなっている?
- 時給や月収はいくら?
という疑問に対して、詳しくお答えします。
新しいバイトを探している方や『出前館』と掛け持ちしたいと考えている方など、ぜひ参考にしてみてください。
出前館配達員の給料の仕組み
まず初めに、『出前館』配達バイトの給料の仕組みはどうなっているのでしょうか。
『出前館』では「基本報酬」と「インセンティブ報酬」の合計が、給料として配達員に支払われます。
「基本報酬」というのは配達1件あたりに支払われる報酬のことを指します。
一方で「インセンティブ報酬」というのは特に注文が増加する状況で配達を行うことで、追加で報酬をもらえる制度のことを指します。
具体的には週末やランチ・ディナーなどのフードデリバリーサービスの利用者が増加する曜日や時間帯に発生する可能性が高いと言われています。
ここから先では、さらに詳しく『出前館』配達バイトの給料の仕組みについて説明します。
基本報酬
『出前館』の基本報酬は、1件あたり〇〇円という固定報酬制度で支払われます。
他のフードデリバリーサービスでは配達距離に応じて報酬が異なることがあります。しかし、『出前館』では一律で報酬が決まっているので非常にわかりやすいですね。
『出前館』配達バイトでは最初の登録の際に、自分が配達を担当するエリアを決める必要があります。配達業務を行う時にはその配達エリア外の注文依頼が来ることはありません。
そして、配達1件あたりの報酬は配達エリア毎に決められています。
エリア毎の報酬額は以下の図の通りです。やはり、都市部の単価が高く設定されています。
配達エリア | 1件当たり報酬 |
東京都/千葉県/埼玉県/神奈川県 | 715円(税込) |
沖縄県 | 550円(税込) |
上記以外 | 660円(税込) |
インセンティブ報酬
次に「インセンティブ報酬」について詳しく紹介します。
『出前館』のインセンティブ制度では、時間帯や曜日によって基本報酬が1.1倍から最大で2.5倍になります。基本報酬が2.5倍になるのは非常に大きいですよね。
このインセンティブは配達エリア毎に加算される倍率が異なります。
『出前館』の実際の拠点別インセンティブ履歴を見てみると、11時から12時台、17時から20時台において加算倍率が高くなっています。
また、平日よりも土曜日や日曜日の方がインセンティブの倍率も高くなりやすいという特徴があります。
『出前館』で配達バイトを行う場合には、土曜日・日曜日のランチやディナーの時間帯を狙うことで効率よく稼げるのではないでしょうか。
ボーナスクエスト
フードデリバリーサービスの配達バイトを経験したことがある方ならおなじみだと思いますが、配達バイトには「クエスト」と呼ばれる制度があります。
これは指定された配達回数を達成するともらえるボーナスのような報酬です。
ただ配達をしているだけだと飽きてしまう可能性もありますが、この「クエスト」があったら配達業務のモチベーションを保てそうですよね。
果たしてこの制度は『出前館』にも存在するのでしょうか。
結論を言ってしまうと、『出前館』に「クエスト」制度はありません。
この情報は残念ですが、『出前館』では先ほどお伝えしたように最大で基本報酬が2.5倍にもなる「インセンティブ」制度があります。このことを考えると「クエスト」制度がないのは仕方ないかもしれません。
出前館配達員の時給は?いくら稼げる?
ここまで、『出前館』の給料の仕組みについて紹介してきました。しかし、みなさんが実際一番気になるのは「結局、いくら稼げるの?」ということだと思います。
フードデリバリーサービスの中でも「稼げる」と言われている『出前館』の配達バイトですが、結局のところどれほど稼げるのでしょうか。実際に『出前館』の配達バイトをしている人の時給や給料を紹介します。
『出前館』の配達バイトをしている人の中には、月収100万円以上、時給に換算して5000円以上も稼いでいる方もいるということがわかりました。
一般的な平均では大体時給にして1600円〜1800円という情報もあります。
『出前館』では配達エリアが決まっているため、狭い範囲で配達業務を行なっていくことになります。そのため、業務を数多くこなしていくにつれて何度も行ったことがあるお店が増え、配達もしやすくなると考えられます。
高時給を目指すには
- 「インセンティブ」の加算率が高い週末やランチ・ディナーの時間帯を狙うこと
- 繰り返し業務を行うことで配達業務に慣れること
この2つのポイントが重要になってくるでしょう。
みなさんも、『出前館』の配達バイトでは月収100万円を目指せるかもしれません。
出前館の業務委託とアルバイトどっちがいい?
これまで、『出前館』の報酬の仕組みや実際の給料について紹介してきましたが実は『出前館』配達員には「業務委託」と「アルバイト」の2つが存在します。
この2つは何が違うのでしょうか?どちらの方が良いのでしょうか?
「業務委託」と「アルバイト」で最も異なる点は、歩合制か時給制かという点です。
「業務委託」の場合はこれまで紹介してきたように、1件あたりの単価報酬に加えて、インセンティブで追加報酬をもらえるという形です。しかし、「アルバイト」では配達エリアによって900円~1300円という時給が既に決められています。
配達バイトでは待機する時間は無駄になってしまうため、時給制であればその点は助かりますが、自由度の高い「業務委託」の方が高額収入を狙えるでしょう。
出前館配達員の時給と他社のフードデリバリーと比較
これまで『出前館』での配達員の給料や時給についてのみ紹介してきましたが、現在では他にもたくさんのフードデリバリーサービスが存在しています。
では、他のフードデリバリーサービスと比べて『出前館』の時給はどれほどなのでしょうか。
『Uber Eats(ウーバーイーツ)』『DiDiフード』『menu』『Wolt』『foodpanda』と比較してみると、日本で1番の知名度を誇ると考えられる『Uber Eats(ウーバーイーツ)』よりも『出前館』の業務委託配達員は高時給であるということがわかりました。
歩合制のため、どれほど稼げるのかが分からないという点は心配だと思いますが、平均時給がここまで高いというのは非常に魅力的ですよね。
サービス名 | 平均時給 |
出前館 | 約1500円~2500円 |
Uber Eats(ウーバーイーツ) | 約1500円~2000円 |
DiDiフード | 約1000円~1800円 |
menu | 約1000円~1500円 |
Wolt | 約1000円~1500円 |
foodpanda | 約1500円~1500円 |
出前館の業務委託配達員の給料日はいつ?締日は?
最後に、『出前館』の業務委託配達員の給料の支払いについて紹介します。
『出前館』では月に2回給料日があります。月に2回給料日があるのは非常にありがたいですね。
毎月1日から15日までと16日から月末までを締め日としおり、基本的には締め日から5営業日以内に給料が口座に振り込まれます。土日祝日は営業日に含まれないため、月によっては給料日が後倒しされる可能性もあるので注意しましょう。
業務委託では給料明細は発行されません。その代わりに精算書がメールで届くので、振り込まれている金額に間違いがないかを確認するようにしましょう。
もし、締め日から5日以上経っても給料が振り込まれない場合には、口座情報に不備がある可能性があります。そのような不備がある際には『出前館』の会社からメールが届きますので、よくチェックしてみましょう。メールも届いていない場合には、直接会社に問い合わせるのが良いでしょう。
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