渡辺さん

ワセダクロニクルの渡辺周・編集長

 「メディアの将来像を考える会」10月例会のお知らせです。早稲田大学のプロジェクト研究所である「ジャーナリズム研究所」に所属し、ネットによる調査報道を実践する「ワセダクロニクル」の渡辺周(まこと)編集長をお招きします。
 渡辺さんがネット調査報道の第1弾として取り上げたのは、共同通信社の記事が買われていたという問題です。脳梗塞の予防に使う「抗凝固薬(こう・ぎょうこやく)」の記事をめぐり、製薬会社の仕事を請け負った電通のグループ会社から、共同通信社のグループ会社に55万円のカネが動いていたことを突き止めました。
 この活動が評価され、日本外国特派員協会(FCCJ)の「Supporter of the Free Press」部門における報道の自由推進賞(Freedom of Press awards)を受賞しました。今回の講演では、調査報道の実態や、ジャーナリズムを掲げるメディアの経営のあり方にも議論を広げます。どうぞ、ご期待ください。

■日時 10月10日(火)午後6時半開場、7時~9時
■場所 早稲田大学26号館1102会議室
※地図はこちら。
■ゲストスピーカー ワセダクロニクル 渡辺周(まこと)氏
■演題
「沈黙する既成メディア/ペンはパンに負けるのか」

■渡辺氏の略歴
 1974年神奈川県生まれ。大阪府立生野高校、早稲田大学政治経済学部を卒業後、日本テレビに入社。2000年から朝日新聞記者。特別報道部などで調査報道を担当する。
 高野山真言宗の資金運用や、製薬会社の医師への資金提供の実態などを報じたほか、原発事故後の長期連載「プロメテウスの罠」取材チームの主要メンバーとして、高レベル核廃棄物をテーマにした「地底をねらえ」などを執筆した。
 大学を拠点にした調査報道プロジェクトの立ち上げに伴い、朝日新聞社を2016年3月に退社。同プロジェクトの発信媒体「ワセダクロニクル」の取材・報道の総責任者(編集長)に就く。
 趣味はマラソン。普段は100kg超ある体重を、フルマラソンでは92kgまで落とし、4時間20分台で完走する。

■参加費 1,000円。入場時に現金でお願いします。この例会以降、懇親会は行いません。

 出席を希望される方は10月8日(日)までに、以下のメールアドレスへ出欠をご連絡ください。

 送信先: inagakitaro@aoni.waseda.jp

メディアの将来像を考える会幹事団