前略、メディアの将来像を考える会11月例会のご報告です。

7日午後6時半から早稲田大学26号館302号室で、在英ジャーナリスト&メディア・アナリスト小林恭子(こばやし・ぎんこ)さんをスピーカーにお迎えして開催しました。出席は会員31人、オブザーバー1人の計32人でした。

当日は2008年に亡くなった故筑紫哲也さんの命日でした。筑紫さんは、当会の“親”組織である早稲田大学メディア文化研究所の設立基金の提供者でした(設立は2003年10月)。会の冒頭、森からそのことを紹介、あらためて筑紫さんに謝意と哀悼の意を込めて全員で黙祷を捧げました。

例会では、小林さんは「元気なイギリステレビ界~生き生きした番組つくりの秘密」と題して、現在の番組全体の傾向について説明、ついで今イギリスで評判になっている番組を具体的に紹介、そのいずれもが「社会にとって役立つ」という意味での「公共性」を強く意識したものであること、そうしたことの背景にあるテレビ界の構造について詳しく話されました。

質疑応答・意見交換では口火役の青山友子さんをはじめ多数の出席者が発言、小林さんとの間で、英国テレビ界の現状について活発な意見の往復がありました。また話題は活字メディアやインターネットメディアにも広がっていき、収穫の多い2時間でした。 終了後の階上での懇親会には18人が参加、小林さんを囲んで賑やかな延長戦となりました。

【出席者(敬称略)】 青山友子(文化通信社)池田暁子(イラスレーター)、井坂公明(時事通信社)、石渡正人(手塚プロダクション)、稲垣太郎(朝日新聞社)岩崎慕了(アサツー ディ・ケイ)、大塚敦子(アサツー ディ・ケイ)、大森徹哉(H14)、尾高泉(日本新聞協会)、片木淳(早稲田大学)、加藤孔昭(帝京大学)、川本祐司(朝日新聞社)、久保まり子(日本生活情報紙協会)、黒澤勇(共同通信デジタル)、後藤文顕(博報堂OB)、鈴木祐司(NHK)、高久陽男(朝日新聞社OB)、高比良美穂(ニューメディア研究所シンキング)、坪田知己(メディアデザイナー、日経新聞社OB)、殿岡良美(ワイズプロジェクト)、富田裕(朝日オリコミ)、中北宏八(朝日新聞社OB)、中田彰生(早稲田大学メディア文化研究所)、鍋島裕俊(朝日オリコミ)、橋場義之(上智大学)、松井正(読売新聞社)、三木言葉(CROSS)、森治郎(早稲田大学メディア文化研究所)、山口実(日本フォーム印刷工業連合会)、李鳳宇(SUMOMO)、山口恭司(北海道新聞社) オブザーバー 花村靖(公務公共サービス労働組合協議会)

(幹事)