8日開催のメディアの将来像を考える会10月例会のご報告です。

同日は午後6時半から早稲田大学26号館302号室で、「デモクラTV」代表の山田厚史さん(ジャーナリスト、元朝日新聞編集委員)、同専務・技術担当の渡辺猛さん(プライム社長)、同監査役升味佐江子さん(弁護士)をお招きして開催しました。出席メンバーは24人でした。

最初にゲスト3人の方からインターネット放送局としてのデモクラTVの「ねらい」とそれを支える人的・資金的・技術的インフラ、そしてスタートから1年半経過した段階での成果と課題をお聞きしました。そこではまずCS放送の朝日ニュースターの「パックインジャーナル」を引き継ぐ形での「ニュースの展開と背景を市民目線で分かりやすく浮きぼりにする」というねらいと、それが「300万円」で可能になったこと、そこから資金的にもシステム的にも「やる気になりさえすればだれでも立ち上げられる」ことが報告されました。

しかし、一方では課金に非常な困難が伴うこと、またなかなか知名度が広がらず、特に若者層を十分取り込めないこと、が大きな悩みとして明かされました。報告の後、竹之内満さん(毎日新聞社デジタル報道センター編集委員)を皮切りに、1時間半にわたって次々に質問・意見・提案が出され、まさにインタラクティブな会となりました。

終了後は、階上の「西北の風」でゲスト3人と例会出席者のうち13人と別途の研究会があり、例会には出席できなかった瀬川至朗さん(早大政経学術院教授、メディア文化研究所長)、アシスタントの学生2人も加わり、意見交換や歓談の輪がいくつもできました。

【出席者】 青山一郎(ペーパーメディア研究所)、井坂公明(時事通信社)、、一條英俊(北海道新聞社)、柿崎元子(アナウンサー)、加藤孔昭(早稲田大学メディア文化研究所)、川村晃司(テレビ朝日)、河村浩(イッツ・コミュニケーションズ)清水真(昭和女子大)、下村健一(慶応大学)、高久陽男(朝日新聞社OB)、竹之内満(毎日新聞社)、田幸大輔(博報堂)、富田裕(朝日オリコミ)、中北宏八(朝日新聞社OB)中田彰生(早稲田大学メディア文化研究所)、竹之内満(毎日新聞社)、橋場義之(ジャーナリスト、早稲田大学)、林秀一(電通)、三上義一(目白大学)、宮崎亜巳(ロイター通信)、望月義人(玉川大学)、森治郎(早稲田大学メディア文化研究所)、森内満(北海道新聞東京支社)、山崎敬子(日本ペンクラブ)、山本陽一(日本ケーブルTV) ゲスト 山田厚史(ジャーナリスト、デモクラTV代表)、升味佐江子(弁護士、デモクラTV監査役)、渡辺猛(プライム社長、デモクラTV監査役)

(座長 森治郎、幹事 河村浩、中田彰生)