10日開催のメディアの将来像を考える会6月例会のご報告です。

同日は午後6時半から早稲田大学26号館302号室で、ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパンCEOの小野高道さん(朝日新聞社編集担当補佐兼デジタル事業担当補佐)から「ハフポスト日本版の1年とこれから」についてお聞きしました。

小野さんはまず、現在の同サイトの月間ユーザー(UU)は1000万人以上で「当初の予想をかなり超えている」とし、ユーザの特徴として団塊ジュニア以降の中堅・若年世代が多いこと、記事へのアクション率(フェイスブックやツイッター、ブログなどを通じての外部への発信やコメント書き込み率)が非常に高いことを挙げ、その理由についてさまざま分析されました。その上に立って同サイトがめざす「上質な言論空間」の構築が順調であるとの見解を示されました。

同日は小野さんの最初の報告を短めにしていただき、その分を質疑応答、意見交換に回しました。発言の手が次々に上がり「ハフポストの言論的影響力」「収支」「朝日新聞社との関係」「編集方針」「寄稿者との関係」「SNSとの親和性」「他メディアへの影響」などについて討議は1時間半以上にわたりました。

終わっていつもより少し遅めの懇親会。階上の「西北の風」に小野さんを含め16人が集まり、いつも通り和やかかつ熱い交歓の場となりました。

【出席会員(敬称略)】27人 青山一郎(ペーパーメディア研究所)、青山友子(文化通信社)、井坂公明(時事通信社)、 石渡正人(手塚プロ)、一條英俊(北海道新聞社)、大塚敦子(アサツー ディ・ケイ)、尾高泉(日本新聞協会)、柿崎元子(アナウンサー)、加藤孔昭(早稲田大学メディア文化研究所)、河村浩(イッツ・コミュニケーションズ)、川村晃司(テレビ朝日)、黒澤勇(共同通信デジタル)、小泉喜嗣(FOXテレビ)、小関新人(読売新聞東京本社=読売プラス出向)、下村健一(慶応大学)、鈴木祐司(次世代メディア研究所)、高久陽男(朝日新聞社OB)、田畑恒平(江戸川大学)、富田裕(朝日オリコミ)、中田彰生(早稲田大学メディア文化研究所)、野中章弘(早稲田大学/アジアプレス)、林秀一(電通)、松浦康彦(朝日新聞社OB)、三上義一(目白大学)、望月義人(玉川大学)、森治郎(早稲田大学メディア文化研究所)、森内満(北海道放送) オブザーバー 惠原義之(関東学院大)

(座長 森治郎、幹事 河村浩、中田彰生)