9日開催のメディアの将来像を考える会4月例会のご報告です。

同日は午後6時半から早稲田大学26号館302号室で、佐藤のりゆきさん(キャスター、北海道大学創成研究機構客員教授)をゲストスピーカーにお招きして開催しました。会員・オブザーバーの出席は16人でした。

佐藤さんは1972年にHBC北海道放送にアナウンサーとして入社、94年にフリーのキャスターとなり、同年から2012年まで18年にわたりUHB北海道文化放送の「のりゆきのトークDE北海道」メーンキャスターを務められました。同時に北海道の活性化に向けて提言する「北海道独立研究会」を立ち上げ北大を足場に北海道活性化のための研究・実践をされ、またHBCラジオの土曜日10時間番組「土曜は朝からのりゆきです!」を担当されるなど、メディアを核とした地域再生活動を長く多方面にわたって続けておられます。弁護士である眞紀世夫人も同席されました。

佐藤さんはそれぞれの番組のコンセプトとそのためのしかけを詳しく説明され、北海道という地域的特殊性を生かすとともに「自分たちが発信しているところが自分と視聴者にとっての『中央』である」という意識を持っての番組制作の重要性を強調されていました。そのお話に続いて一條英俊さん(北海道新聞社)ら出席者から次々に質問、意見が出され、メディアにおいても現状として「日本という国にぶらさがっている」意識と構造があること、そこからの脱却の必要性が鮮明になりました。

終了後は階上の「西北の風」で12人が佐藤さん夫妻を囲んで懇親会を開き、さらに活発な意見や情報の交換となりました。

【出席会員(敬称略)】14人 井坂公明(時事通信社)、 一條英俊(北海道新聞社)、大塚敦子(アサツー ディ・ケイ)、片木淳(早稲田大学)、加藤孔昭(早稲田大学メディア文化研究所)、河村浩(イッツ・コミュニケーションズ)、鈴木祐司(次世代メディア研究所)、高久陽男(朝日新聞社OB)、中田彰生(早稲田大学メディア文化研究所)、林秀一(電通)、宮崎亜巳(ロイター通信)、望月義人(玉川大学)、森治郎(早稲田大学メディア文化研究所) オブザーバー 壱岐聡(HBC東京支社)、森内満(同)

(幹事)